検察庁に行って来ました(しつこいですけど酒気帯び13点)
ハンコと呼び出し状を持って受付へ行くと「捜査官室へ行ってください」との事。
捜査官....。家庭裁判所の調査官みたいなもんかな?
捜査官室に入ってみると.....
20畳位の部屋に捜査官らしき人の机が3つ。
おじさんが3人普通の事務用机で普通の会社っぽく仕事してます。
その中の一人の机の前に呼ばれて色々質問されました。
警察で取調べ内容が正しいのか確認するのですが、捜査官の話し方がすごくやさしい。
全部”ですます”調だし、「これでよろしいですか?」「どう思われますか?」なんて感じで淡々と進みます。
捜査されているのは僕だけ。他の捜査官は事務仕事。
しばらくすると隣の捜査官が電話し始めました。
「こんにちわ。検察庁の捜査官の○○です。」
「先日の大型テレビとかの件ですけど、医師の判断は”責任能力が無いことは無い”とか微妙な感じなんですよ?」
(精神鑑定?テレビ?)....障害者か?
「責任能力があるかどうかは心理療法士の判断も必要だということなんですよ。」
「そうなると略式(起訴)は難しいかなと思うんですね.....えぇ、そうなんですよ、略式で精神鑑定まで求められても難しいですから....じゃ普通に公判までやるかというと”万引き”でそこまでやるかと言うとそれもどうかと....」
(万引き?精神鑑定?大型テレビ?)
隣の捜査官の電話が気になってしょうがありません。自分の捜査は上の空。
しばらく電話した後、隣の捜査官は別のところに電話し始めました。
「例のテレビの件です。学校の方はどうなりますかね?」
「はい?あぁ。じゃ大学側が続けてもいいよって言っても辞めるって事ですか。解りました」
(万引き?精神鑑定?大型テレビ?)......大学生かよ!!
又、隣の捜査官が電話してます。
「店長さん。こんにちわ。先日の万引きの件で担当することになった検察庁の○○です。えっと被害内容の確認ですけど、”大型液晶テレビ””電子レンジ””スピーカー”etcですよね?」
(おいおい.......それ万引きレベル?はっきり窃盗って言おうよ?)
「店長さんとしてはどうですか?どの位の罰が適当だと考えてます?万引きの商品は全部”買い取り”って事で先方のご両親とは話がついてるんですよね?........どうしても許せない!刑務所に!って事であれば起訴もあるわけですけど......ああ......えぇ......じゃ罰は要らないって事ですね....わかりました」
(良かったな大学生。やさしい店長で)
この間、実名とかバンバン言っちゃってるんですよ。
この部屋に個人情報保護の概念は無いんだな?と痛感。
明日も検察庁テーマ続きます。
予告”もう一人来た!酒気帯びさん”です。